100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

微妙な害虫いろいろ

この前、百合の蕾をかじって穴を開けた腹ぺこ青虫もそうなんだけど、害虫といえば害虫だけど、害虫の中にも被害が微妙すぎて駆除するまでもないように思う虫というのがいるらしい。もちろん薬剤で駆除する人もいるだろうけど、剪定でかなり防げるみたいだから、同居人としては剪定を頑張って風通しをよくすることで、被害を防ぎたいらしい。

そんな害虫の一つが、花びらを食べるルリマルノミハムシ。これは、見た目がてんとう虫くらいで、青黒くピカピカ光っている小さな甲虫。見た目は可愛いんだけど、この虫は明らかに花びらを一部かじっている。全部じゃなくて一部だから、ちょっと遠慮してるのか?と思うらしい。

もうひとつが、アオバハゴロモ。これは、最近ツバキとかキンカンの枝に、白い埃のようなフワフワがついていて、気になって調べたら判明したらしい。白いふわふわは、アオバハゴロモの幼虫で、成虫は綺麗なエメラルドグリーンの小さな蛾みたいな見た目。美しいから英語名では「芸者」の文字が入るらしい。蛾の仲間かと思っていたら、実はカメムシの仲間らしい。全然臭くないけど。

枝についてる幼虫の白いふわふわは、植物の見た目が悪くなるし、幼虫も成虫も植物の汁を吸うみたいだから、立派な害虫なんだけど、フワフワの状態もちょっと遠慮がちで、若い枝とか柔らかそうな花芽に大量に取り付くアブラムシと違って、吸ってます感があんまりないのは気のせい?

 

こんなに増えた!よく見ると…

ルリマルノミハムシがあちこちに。そして花びらがギザギザに!

雪で枝が折れたキンカンが力強く復活!白いふわふわにとりつかれてるけど、今のところ元気。