100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

いつものスーパーだけど…

最近、アニマルウェルフェアの観点から、卵は平飼いのものを買うことにして、鶏肉は地鶏を買うことに決めた同居人。ちょっとお高いけどね…

だけど、自炊じゃない時にお店や職場で鶏肉や卵が提供される機会は結構あって、「この鶏はケージ飼いだったのかな…」「この卵は…」といちいち気になりつつ、「じゃあ食べません!」というわけにはいかないし、地鶏にしろケージ飼いのブロイラーにしろ同じ命なわけで…と、あれこれ考えるとわけがわからなくなるので、とりあえず、人から出されたものはちゃんと残さず食べて、自分で買うときには意識的な買い物をしようと、同居人なりの線を引いたらしい。

それで、今日は久しぶりにいつものスーパーに買い物に行ったけど、お惣菜コーナーには大量の鶏肉を使ったお惣菜…若鶏の唐揚げに竜田揚げ、焼き鳥、フライドチキン、鶏とゴボウのピリ辛炒め、サラダチキン、筑前煮、チキンライス、モモ焼き、チキンとブロッコリーのグラタン、棒々鶏、よだれ鶏、チキンカツ…ちょうど夕食時だったから、「二割引」とかのシールがつけられてお買い得だったけど、これだけ大量に鶏肉が使われていたことを再発見して恐ろしくなり、お惣菜コーナーを足早に通過。

さらに、卵コーナーには平飼い卵がなく、特売の卵パックばかりがずらり。そうした卵にはみんな、健康的で爽やかそうな名前がつけられていたけど、実際は劣悪な環境に閉じ込められて卵を産んでいるんだよな…と思うと、いたたまれなくなり通過。当然、お肉コーナーにも地鶏のお肉はなく…

その後お魚コーナーでも、買いたいものがなくて、「そういえばこのスーパーは、安さと安定的な品質と品揃えが自慢だけど、産直へのこだわりとか品質へのこだわりとかは、そこまでないんだったっけ…」とぼんやり考えながら、パン・野菜・お豆腐・納豆・冷凍うどん・飲み物・お菓子だけ買って、帰って来たらしい。

いつものメニュー、いつものスーパーでも、最近は違う景色が見えるようになった同居人。 そうなると、行くレストランやスーパーも選ばざるを得なくなるのか?…ということにようやく気がついたんだって。もともと食いしん坊な同居人は、これまでも好奇心の赴くままに、産直のお店や外国食材のお店やオーガニック食品のお店を覗くことはあったけど、そういうお店に「しか」行けない(または、行かない・行きたくない)人にしたら、「普通」のスーパーは全然「普通」じゃなくて、ものすごい世界に見えてるんだろうな。不思議だね!

 

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仕事が忙しい時のおやつは、かりんとう!いろんな種類があるね。

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これも、いいね♪

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私もだけどさ、甘いおやつは食べ過ぎ注意だよ!