今日残業で深夜に帰宅した同居人。車から降りる際には、まだ冬眠してないかもしれない熊に警戒してキョロキョロしながら降りて、玄関の鍵を開け、リビングに一歩入って電気をつけたとたん、凍りついたらしい。
そこは一見、いつもの見慣れたリビング。だけど、同居人のすぐ足元の床には、何故かガラスのランプシェードがそっと置かれてあったらしい。そのランプシェードは、上のロフトの天井から吊るしてあったもの。天井からだから、光がロフトに続く階段まで届くように紐はもともと長めにしてあるものの、ランプシェードが吊るされていた場所から床まではざっと3m以上はあるんだって。だから、仮に金具が外れて落下したなら、ランプシェードのガラスは割れているはず。それなのに、傷一つなかったらしい!
怖すぎる!(°_°)しかも、シェードが外れたあとに残された階段の電気もつかない!でも、怖すぎてロフトに続く階段を登って、電球の状態を確認する勇気はなく、唯一の目撃者である私に「なんか見てない?」って聞いてきたから答えてあげたけど、例の猫語の翻訳アプリで翻訳しかけて「いやいや、やっぱりやめよう。だって、『私は知らない人を見たよ』とか『その人はランプシェードを外して床に置いたよ』とか『その人はすぐ近くにいるよ』とか言われたら、もう耐えられないわ…」とか言って、結局私の言葉は翻訳されず。
隣人に電話で言い知れぬ恐怖を訴えたけど、全く相手にされず、「ボビを抱っこして階段登って、一緒にロフトを見に行ってみれば〜」と呑気な事を言われて、心底嫌になったらしい。そんなことして、ロフト覗きに行って、お気に入りのハンモックに知らない人が寝てたらどうするんだろう?「だいたい、ランプシェードを外して床に置く不審者なんているわけない」と笑うけど、世の中広いから、一人くらいいるかもしれないじゃん!
セコム頼んどいたらよかった。ああ、でも頼めないんだった。こんな時に「大丈夫?」ってすぐ駆けつけてくれるような人が近くにいたらいいのに…そう思っていたら、さすがに同居人の落胆に気がついたのか隣人が提案したのがズーム。結局、同居人はズームで隣人と画像を共有しながら、ロフトを始め全ての場所を点検して回って、何も異常はなかったらしい。私は全然怖くないから、餌をねだりながら適当にロフトに同行。同居人としては、先導する私がとても頼もしかったらしい。
事の真相はこう。ランプの金具が緩んで真下に落下したランプシェードは、たまたまそこにあったマスクの紙箱に当たって衝撃が抑えられ、ワンバウンドして床に落下。私が怪我をしなくて良かったけど、また落下する可能性を考えて、今後は私が入らない場所につけることにしたらしい。電球はたまたま切れただけだから、替えたら普通に点くはずだよ。それにしても丈夫なシェードだね!