昨日の出来事で、すっかり従来の平和なカラス観が変わった同居人。昨夜は遅くまでカラスについていろいろ調べているうちに寝落ちしたかと思ったら、今朝は7時(寝坊助の同居人にしたらかなりの早朝)に、カラスたちが再びガアガア騒ぐ声で叩き起こされたらしい。とたんに蘇る昨日の悪夢。昨日同居人がやられたのは「おどし飛行」という、カラスの攻撃スケールの五段階中、第四番目の段階だったらしい。
どうやら、今朝もカラスたちは同居人の家の横にある私道を通る近所の人や、グミの木の横にあるプレハブ小屋に出入りする車など、全てを威嚇しまくっているらしい。今日こそは日傘をさしてグミを収穫しようと思っていたけど、やっぱりどう考えてもまた襲われそうだし、怖い(>_<) それに、カラスは人の顔を識別して5年くらい覚えていて復讐するらしいから、一度襲われたら最低1週間はその場所を避けたほうがいいようなことも書いてあったしなあ。
カラスについてモヤモヤしながら再びウトウトしていたら、いつの間にか昼前に。そしたら今度は、同居人が寝ている頭上、すなわち位置的には白薔薇の通路のあたりで、「ナァ……ナァ……」という聞いたことのないような鳥の声がして目が覚めたらしい。これってもしかして、カラスの雛の鳴き声?
そのちょっと高くて頼りない感じの鳴き声に混じって、たまに野太いカラスの優しい鳴き声もしたらしい。うちの薔薇のところで雛を遊ばせてるってことは、その辺りもカラスのテリトリーに入ってしまったのでしょうか( ꒪⌓꒪)…っていうか、雛を見てみたいけど、絶対親鳥に因縁付けられそうだし、怖すぎて窓を開けられなかったんだって。
さて、そんなへっぴり腰の同居人だったけど、昼過ぎに出勤する前に、勢いで庭のグミを見に行ってみたらしい。まずは、物陰からそーっと庭を覗くと、カラスの姿はなかったから、意を決してグミの木にゆっくり近づいた同居人。カラスはどこかで寝ているのか?全然襲ってこない♪ラッキー!ってことで、色づいたグミを4個採って食べたらしい。
去年は2個、今年は倍の4個で、良かったね!ちなみに、まだ実ってないのもあったみたいだけど、あとのグミは、隣人とカラスの雛にあげるつもりらしいよ。