日増しに黄色くなって、キズや傷みが目立ってきた梅たちを横目に、なすすべがなくオロオロしていた同居人だったけど、「多少傷があっても梅干しは作れる」ってことを知ってからはめっちゃ強気になったよ。
まずは、大丈夫な傷梅と大丈夫じゃない傷梅を選別。大丈夫な傷梅というのは、ちょっと表面が傷ついたりかさぶたになったり、ススやブツブツのシミがついてる梅のこと。大丈夫じゃない傷梅は、傷や腐敗が奥まで到達してそうな梅のこと。そういう梅は、後でカビが生えたりして、トラブルのもとになるから梅干しには向かないらしい。
で、改めて梅たちを選別してみると、ちゃんと梅干しにできそうな梅が半分。そしてもう半分は、傷んだ部位を取り除いてコンポートにすることにしたらしいよ。行き場が決まって良かったね!
梅干しの方は、梅の重さの20%前後の塩と梅を交互に瓶に入れて2、3日放置。とりあえずの作業はそこまで。今後、水分が出てきたら、干したり、その後赤しそを入れて再度漬けたりなんかしないといけないらしいけど、想像するだけで面倒くさいから先のことはまだ考えないんだって。
コンポートは、一度茹でこぼしてあくを抜いてから、コトコト20分ほどお砂糖で煮るだけ。同居人は香りづけにラム酒を入れていたよ。出来立ても美味しかったけど、冷やしたのも、極上の甘酸っぱさで美味しかったらしいよ。コンポートや甘露煮は、かたい青梅で作るより最初から柔らかい完熟梅で作る方が、お手軽で好きかも♪