100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

浄化槽事件

我が家のある地域は下水道がないから、かわりに各家庭に浄化槽が設置されていて、それで汚水を処理してるんだって。同居人は移住したばかりの頃、将来的にいつ下水道が通るんだろう?と思って役所に聞いてみたら、「お住まいの地域は、残念ながら下水道を整備する計画はありません」と申し訳なさそうに言われたらしい。だから、たぶんこの先もずっと、浄化槽のお世話になる予定なんだって。

だけど、この浄化槽、定期的にチェックする必要があるみたいで、年に一回の法定検査と、年に三回の定期検査があって、同居人の感覚ではわりと頻繁にポストに検査結果が入っているイメージで、検査の度に数千円のお金を支払っているらしい。

浄化槽の中には微生物が住んでいて、ブロワーから送り込まれる空気で撹拌されながら汚物を分解。綺麗になった水は、塩素で消毒されて河川に流されるという仕組み。住む人の人数が多ければ、汚水もたくさんでるから、より処理能力が高い大きな浄化槽が必要になるんだって。

で、同居人の場合は、家に基本的には1人で住んでいて、週末に隣人が来てもせいぜい2人なわけだけど、この家にはもとから7人用の浄化槽がついてるんだって。7人用を1人か2人で使うわけだから、水質検査の結果は、この2年間いつも「問題なし」。

ところが、一昨日の水質検査の結果で突然、「ブロワーが壊れています。交換しましょう」と書かれてあって、水質も一気に悪くなっていたんだって。まあ、ブロワーが壊れれば空気を送り込めなくなるわけだから水質が悪化するのは当たり前だし、交換しても数千円くらいかな…と思っていたら大間違い!

同居人としては軽い気持ちでいたら、役所や業者に問い合わせた隣人から、衝撃のお値段が。ブロワー交換に60000円、清掃に60000円、なんと計12万円かかると言われたらしい(((((゜゜;)もうビックリ!しかも、「この家の浄化槽は、この2年間は検査を毎回受けているけど、それまでは全然検査を受けてなかったし、清掃に至ってはこの7年間1度もされていません」「すぐに清掃して、これから1~2年に一回は必ず清掃してください」って役所の人に言われちゃったらしい。なになに、これから1~2年に一回は6万とられるわけ?…と思ったら、なんとか協会に入っていたら、月々3000円の積み立て(=年間36000円)で毎年の水質検査と清掃をやってくれるんだって。

水質検査の結果は今まで全然問題なかったし、「清掃してください」なんて今まで誰からも言われなかったのに、ブロワーが壊れたとたんこんなことになるなんて…とモヤモヤする同居人。

だいたい、一番最初に検査してくれた人からは、全然水が汚れてないし、住人の人数が浄化槽の能力に対して圧倒的に少ないから、なんとか協会に入るのは家族が4人以上に増えた場合は入った方がお得だけど、そうじゃなければ年間約20000円の検査代だけ払って、あとは水質が汚れた時に直接業者に清掃を頼めばいいって言われたんだけど…7年汚れなかったということは少なくとも7年、ブロワーが壊れなければ10年くらいは清掃しなくて大丈夫ってことでは?ダメですか?…

悶々としながら色々調べたら、清掃に立ち会って汚れている部分だけを取り除いてもらうことで費用を減額してもらう方法があることや、はたまた浄化槽の清掃を自分でやってる強者もいることを知ったらしい。そして同居人がたどり着いたのは、大便から堆肥を作るエコなトイレ=コンポストイレ。「もう、これ買おうかな…」と言ったら、隣人から「なんとか協会に入ったんだから、浄化槽を使い倒してください」って言われたんだって。

 

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土筆の季節も、もうすぐ終わり。

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今日のベスト土筆!

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また、庭に新しい穴を発見した!

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いつの間にかマムシグサ登場。

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こっちにも。去年は最初、竹の子だと思って喜んでいたんだったな…

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タラの芽。去年は収穫を我慢したから、今年は採りたいけど、やっぱりどれをとればいいのか…むずかしい…

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九条ネギから葱坊主登場!

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日当たりの悪い東側の通路に植えっぱなしだった水仙が、いつの間にか開花。美しい!

水玉の苔と変なキノコ

先日、庭で隣人が面白い植物を見つけて、同居人に教えてくれたんだって。同居人は、綺麗なお花はもちろん好きなんだけど、ちょっと変わった植物や各種両生類や爬虫類も好きだから、だいたい庭でそういうのを見つけると教えてくれるんだって。で、今回の植物は、一つはたぶん苔で、小さな黄緑色の丸い玉をいっぱいつけてる癒し系。そして、もう一つは、その苔のすぐ近くで見つけた「変なキノコ」。

後で調べたら、水玉の苔はタマゴケっていう種類らしく、苔マニア、特に苔女子に一番人気の苔なんだって。確かに、見た目が可愛い!この丸い部分は、朔(さく)っていう部分で、造精器と造卵器により受精した結果これができて、中には胞子が入ってるらしい。

そして、「変なキノコ」はそのままネットの検索にかけたら「アミガサタケ」がヒット。なんと、茹でて毒抜きさえしたら食用になる高級キノコだったらしい。生では香りはないけど、煮込むと香り高く、ポルチーニ茸より高値で取り引きされることもあるんだって!フレンチやイタリアンではよく使われるらしく、毒抜きをした後に、クリームソースやお肉と煮込むと最高だそう(^q^)

あぁ、食べてみたいな~!同居人の好奇心がムクムクと沸き上がったよ。でもさ、同居人は平日は独り暮らしなわけだから、万が一違う毒キノコだったり、毒抜きが不十分で死んじゃったりしたらどうなるのかな…とも思うらしい。きっと、「あふれる好奇心と食欲に勝てずに、あの世に行きました」って言われて、心の中で皆に、同居人らしいなって思われるんだろうな…

 

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朔はこのあと、熟すと茶色に変化するらしい。今が一番可愛いかも♪

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チャアミガサタケ?軸と傘はつながっていて、中は空洞らしい。

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こっちにも!春の味覚なんだってさ。ほんとに美味しいのかなぁ…(^q^)

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切り株にもキノコ。これは固そうだし、きっと食用ではないよね。

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雑草を活けてみた(^-^)/

大人買い

先日、同居人が大人買いしたのは、欲しかった漫画シリーズ全巻でもブランド品でもなく、春の植物。

買ってもその後植えなきゃいけないし、ちゃんとお世話するのが大変だし(…あ、基本的に同居人は植えっぱなしだけどね)、完璧にお世話できたとしてもちゃんと育つとも限らないんだけどね。同居人は、いろんな気になる植物を農園の台車にどんどん載せていく時と、我が家の庭に植物たちを運び込んだ時が、一番ドキドキワクワクするらしい。

今回は、赤ミツマタと日向ミズキは絶対に買おうと決めていて、あとは春の庭木をいくつか買いたかったんだけど、木蓮を白にするか赤にするかで30分くらい迷ったり(結局、赤にしたらしい)、黄色いレンギョウも買おうとしたら、レモン色の日向ミズキの色と似てるからという理由で隣人に反対されたりして、限りある庭のスペースを考えながらの買い物になったらしいよ。

隣人が妙に気に入ったハナカイドウは花盛り。白い山吹は同居人が衝動買い。木蓮みたいに背が高くなる植物は買うときに慎重になるけど、ハナカイドウとかならそんなに伸びないかな?…と思ったら、実は1.5~5mまで成長する場合もあることを後から知った同居人。隣人よ、剪定頑張ってね!

あとはあまり背が伸びない小さな植物として、紫蘭、クリーム色の百合、フレンチラベンダー、ユーカリ、ムスカリ、キャットテール。

基本的には和風の庭なんだけど、同居人としてはそこまで厳密に和にこだわってるわけではないから、どんどん好きな植物を植え込んでにぎやかな庭にしたいらしい。でも、隣人は和にこだわっているから、「ユーカリとかの洋風植物は、東側の通路に植えてほしい」って言うんだってさ。

でも東側通路は塀があるから日当たりイマイチだしなあ…そもそも、この植物は洋風とか和風とかって、誰が決めたんだろうね?ユーカリって、どちらかというとやっぱり洋風なのかな?

 

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赤ミツマタは上品な香り♪

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手前は木蓮。花は終わりかけ。どこまで成長するかな…

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白い山吹と、隣人お気に入りのハナカイドウ。

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確かに、可愛い♪

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植えてみたら、一気に庭が華やいだ!手前が赤ミツマタ、奥がハナカイドウ。

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なかなか良い買い物でしたね!

春の軽トラ、ドライブレポート

先週末、例の軽トラでお花見がてらドライブに行ったんだって。まずは腹ごしらえで、隣人を近所の食堂に案内。いつも同居人が食べている五目中華を隣人にも食べてもらって、一体何品目入っているのか数えて欲しかったらしい。だけど、結局隣人は食べるのに必死で、ちゃんと数えられず。かくいう同居人は、今回は五目中華じゃなくてカレーラーメンを初オーダー。カップヌードルのカレー味はあるけど、食堂のメニューでカレーラーメンって珍しくない?でもこれがまた、ハマる美味しさだったらしいよ。

それから川沿いをドライブ。近くの山の所々に白っぽい桜が咲いていて、それを眺めるだけでなんともメルヘンチックな気分になったらしいよ。

軽トラは車高がちょっと高くて、その分ちょっと見晴らしがいい。それに、買い物した荷物は、大きなものでも荷台にどんどんのせられるから、同居人としてはすごく気に入ったらしい。キャンプ用の保冷庫を荷台に積んでおけば、スーパーでたくさん買い物してもそこに入れられるし、なんならそのままキャンプに行けそう。夢は膨らむね!

途中エンストすることもあったけど、ドライブが終わる頃には、もうすっかり軽トラの運転に慣れた様子の隣人。「この車の癖を完全に見切った」とか言っていたんだって。窓の開閉はくるくるハンドルだし、運転中もいろいろ忙しいけど、昭和の感じが良い意味で懐かしくて、運転するのが楽しいらしい。ここら辺の家は、一家に一台は軽トラがあるのが当たり前だから、またこれで少し地元民に近づいた気がしたらしいよ。

同居人としては、「なんだかんだいって、家族皆が一番乗ってるのは軽トラかも」「マニュアルの軽トラしか運転できないっていう知人がいる」など、地元民のひそかな軽トラ愛がちょっとわかった気がしたんだって。

 

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これがカレーラーメン。具は、刻んだ蒲鉾・鶏肉・ネギ!

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軽トラの車窓から。

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山の桜はちょっと白っぽいな~。

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春の山だね♪

春の雑草天国

桜も咲いたしもう雪は降らないだろうと、冬タイヤを交換して、庭の雪吊りを外した隣人と同居人。今年は桜が咲くのも早かったけど、庭の雑草が生えてくるのも早い気がするらしく、作業の合間に隙あらば雑草をむしる隣人と、隣人のやりすぎを阻止しようとする同居人のバトルが早くも始まったよ。

ヒメオドリコソウは葉っぱのピンクのグラデーションが綺麗で、ハコベも白い小さな花が可愛いと同居人は思うけど、隣人にとってはどちらも単なる雑草だから、隣人の天敵スギナをむしったついでに容赦なく引きちぎる。それを同居人が奪い返して、コップに活ける…去年も見た光景だな~。

これらの雑草は実は食べられるから、去年はハコベをおひたしに、ヒメオドリコソウは天ぷらにした記憶があるらしい。けど、どちらも、そこまで感動するほどの美味しさではなかったから今年はやらないんだって。特に、ヒメオドリコソウは、天ぷらとしての見た目はいいけど、食感がワシャワシャした記憶が。だけど、ハコベに関しては、バター炒めとかサラダとかかき揚げが美味しいという情報もあるから、試してみてもいいかもね!

さて、雑草ハンターである隣人が全く見向きもしないのが、地面に這うように生えて紫色の花をたくさんつけている雑草。よくみるとあちこちに繁殖してるけど、何ていう名前だろう?

調べてみたら、キランソウ(別名ジゴクノカマノフタ)という名前だと判明。これはグランドカバーとして知られるアジュガの仲間で、地獄の釜に蓋ができるほど繁殖力が強いらしい。しかも、薬草で、葉っぱや花は山菜として食べられるんだって。薬効が高く、病気であの世に行くはずだった人が行かないで済んだことから、地獄の釜に蓋をするっていう意味でその名がついたという説もあるらしい。その他にも、イシャナカセ、イシャゴロシ、イシャダオシ等、薬効の高さを感じさせる別名があるんだって。食感は水菜、味は小松菜に似ているらしい。しゃっくりが止まらない時には、この青汁を飲むと止まる…って本当に?!キランソウ、今度食べてみよう♪また楽しみが増えたね!

紫の花といえば、最近お向かいの家の道端にスミレが咲いていて、うらやましくて仕方のない同居人。スミレの花で紫色のシロップを作って、それからバイオレットフィズを作りたいらしい。そもそも、スミレの花や葉っぱって、実は食べられるんだってさ(でも、ニオイスミレの根っこと種には毒があるから食べてはダメらしい)。

同居人の中で、スミレは春になったら自然に道端に咲くものというイメージだから、わざわざ種を買ってまで植えないつもりだったけど、最近は種が売られているとついつい目がいっちゃうんだって。そうそう、スミレはキランソウより背が高いから、隣人に引っこ抜かれないように気をつけてね!

 

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ヒメオドリコソウとスギナ

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ハコベ。何ハコベかは不明。

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キランソウ、別名ジゴクノカマノフタ。

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初カメムシ!

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初ヤモリ1匹目!

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初ヤモリ2匹目!

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最近、私の爪が伸びているから、ふみふみされると痛いらしい。

軽トラを乗りこなせ!

今日ついに、同居人と隣人が待ちに待った軽トラが、我が家にやってきたんだって。納車に立ち合った同居人は、お昼前からまだかまだかとソワソワ…ようやく家の近所の角を大きなトラックが曲がって来たときには、ヤッター♪って小躍りしたらしい。大きな積載用トラックの荷台にちょこんと載った軽トラの、なんと可愛いこと…!

この辺では一家に一台軽トラを持っているのがスタンダードなのだと気がついたのは、移住して半年ほどたった時。それ以来ずっと、丸目でレトロな軽トラを探していたけど、そういうレトロな車は年式が古いから、パワステやエアコンがついてないことが多くて、軽トラ探しは難航。レトロな雰囲気を持ちつつパワステやエアコンもついている車が良かったから、三菱のミニキャブトラックに落ち着いたんだって。そのかわり、丸目は諦めたらしい。

色は、軽トラといえば白色が主流だけど、同居人の希望で、日産フィガロのエメラルドと同じ色に塗装してもらったんだって。そして、ハンドルは木のハンドルに取り替えたから、全体的にレトロな可愛さがup!

早速、夜に近くのコンビニまで軽トラドライブ。同居人はマニュアル車の運転に全く自信がないから、今回は隣人が運転したんだって。途中、エンストしながらも、なんとかコンビニまで行って帰ってこれたらしい。すごいね!これからもどんどん、乗りこなしてね!

 

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エメラルド色のボディに木製ハンドルが映える!

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ゆ~らゆら、座椅子の上でバランスをとる私♪

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念願の軽トラ、大切に乗りこなしてね!

嘘からまことが出るか?

コロナ禍でエイプリルフールは自粛ムード、さらに最近は嘘をついたことがジョークですまなくなってすぐに炎上する傾向があるから、企業も有名人も敬遠してるらしい。

これまで同居人がすっかりだまされたエイプリルフールネタは2つ。まずは、ロシアの巨大地下食料庫の中で、ずっと行方不明だった親子を10年ぶりだったか15年ぶりだったかに発見したっていうニュース。これは、新聞に載っていて、同居人は当時まだ小学生か中学生だったけど、無事に親子が発見されて良かったし、閉じ込められたところがたまたま食料豊富な所で良かった!って心から思ったから、それからしばらくたって、実は全部嘘だとわかって、ガックリしたらしい。

もう1コは、数年前のことなんだけど、南極か北極で新種の「飛ぶペンギン」を発見したというニュース。これは、海の中に飛び込むのかな~と思ったら次々と空に向かって飛んでいくペンギンたちの動画付だったから、すっかり信じちゃったらしい。

今年のネタをみてみると、サブウェイの「ほっこりネコサンド」、芝浦工業大学の「豊洲キャンパス第ニャ校舎」、マウントレーニアの「マウントレーニャ」と、猫の癒しパワーをフルに使ったエイプリルフールネタがずらり。

かくいう同居人も、 4月1日23時58分に、「実は今日、野良猫を拾いました。ちびちゃんです。ぼびは、ゴロゴロ言ってるよ!飼っていい?」というメールを隣人に送って、速攻嘘がばれたらしい。たぶんネタは良かったんだけど、日付が変わる直前に送ったのがいけなかったのかも。それらしい写真も送れば良かったね。

ちなみに、嘘があっけなくばれたあと、ほんとに子猫がいたらな~と思って調べたら、近所で最近保護された生後まもない子猫が2匹いることが判明したらしい。しかもそれは2匹とも虎猫(たぶんきょうだい?)で、同居人が頭の中で思い描いていた子猫のイメージにぴったりだったんたって。もっとも、イメージ上は、2匹じゃなくて1匹だったらしいけどね。私は単独飼育を好むアビシニアンだけど、同居人と暮らしだす前は、もともと繁殖用の猫だったから、子猫とならうまくやれるんじゃないか?って思うらしい。

そのうち、嘘から出たまことになったりして?!

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カリンの若葉
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今年こそ地植えにしたいな…
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オダマキ花盛り!
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同居人が、掃除のついでに…
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お気に入りの袋を捨てようとしたから…
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慌てて潜り込んだ!
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この袋お気に入りだから、捨てちゃイヤ!

ブレーメンの音楽隊

同居人が前の職場を辞めて今の職場に移ったのは、ちょうど2年前。2019年3月31日の明け方まで書類仕事をやって、朝の5時半に家に帰って、すぐに残りの荷物(小さなコタツとか衣類とか)と私と文鳥を軽自動車に詰め込んで、6時から2時間、車を走らせたんだって。

途中、どんどん空が明るくなってきて焦ったけど、道のりの半分過ぎたくらいから死ぬほど眠くなってきて、仕方ないからコンビニで5分ほど仮眠すること計2回。まったく、よくやったな~。結局、なんとか8時に今の家に到着。今の職場の2019年4月1日のシフトが9時~だったから、それに間に合うように、私と文鳥とパンダマウスの餌とお水をセットしてから、サンドイッチ片手に慌てて出勤していったよ。

車の中は、興奮して鳴き続ける私の声と騒ぎまくる文鳥たち(ロイヤルミルクティと故ミゾレ)の声と、ガサゴソ動きまわるパンダマウス(故おにぎり)の音でにぎやかで、同居人としては、なんだか民族大移動みたい…あ、ブレーメンの音楽隊みたいだな~と思ったんだって。

前の職場で、最後の最後まで仕事に追われてしんどかったこととか、先に余裕をもって引っ越して行った隣人のこととか、道中死ぬほど眠かったこととか、2年前は無駄にいろいろ辛かったんだけど、賑やかなブレーメンの音楽隊のことを思い出すと、今でもふと笑えてくるらしい。音楽隊の奏でる歌は、きっとこんな感じ↓

♪過去があるから、今日がある。今日があるから、未来がある。未来のことはわからないけど、今を一生懸命生きてたら、きっと未来は薔薇色さ~♪

 

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時間の流れを、この紐を使って説明すると…

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こっちが過去で、今はここ…

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わかるかな?こっちが過去で、そして今がここだとすると…

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未来は…あっちの方!

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未来は薔薇色ですにゃ~♪

週末のお楽しみ

今日久しぶりに花屋さんに行ったら、初めて見る変わった形状の「ベニバナミツマタ」や黄色の「日向ミズキ」という花、そして、憧れの春の花「木蓮」や「こぶし」、宿根の「百合」や「紫瀾」「木苺」などが売られていて、ワクワクしたんだって。お花の売場面積も冬に比べて拡大。ラインナップも増えて、あぁ…春が来たんだな~♪って、つくづく思ったらしい。

毎春道端や個人のお宅でみる木蓮やこぶしのお花は、やわらかいクリームがかった白で、大きくて遠目にも豪華。木蓮は赤紫のもあって、そちらは白より色気がupする分なのか、お値段も少しupしていたらしい。いずれもお花は終わりかけていたから、ちょっとまけてくれたりして?ただ、木蓮やこぶしは今は小さな株だけど、将来的には結構背が高くなるはずだから、そもそも庭に植える場所があるのか?そこは、ちょっと微妙らしい。

そして、どの植物が我が家の庭の土や日当たりの具合に合うのかは、実際に植えてみないとわからないんだって。例えば、今日は山菜のコシアブラも売られていて、ちょっと心惹かれたんだけど、コシアブラは去年植えて全然上手くいかなかったから、もう植えないんだって。ほんとは、隣人の大好物なんだけどね。

あと、ユスラウメは、我が庭ではようやく若芽が出てきたところなのに、お花屋さんのユスラウメはもう、桜に似たお花も若葉もたくさん出ていて…同じユスラウメなのに、発育状態がここまで違うと、大丈夫?とさすがに心配になったらしい。

さて、色々見てまわって、あれもこれも欲しくなった同居人。全部買ったら到底一人では持ちきれななくなるだろうから、今週末は早起きして、隣人を連れて再度買い物に来ようと決めたんだって。週末の大人買い、楽しみだね!

 

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ユスラウメ(白)ようやく芽が出てきた!

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ユスラウメ(赤)の若芽。だけど、お花屋さんではいっぱい葉が出ていてお花も咲いていたらしい。

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お庭にタンポポが一輪。

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庭のタラの芽♪ 美味しそうだけど、貴重だから、採るに採れない。

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同居人の手作りおもちゃ。

ホームベーカリーが来た!

「最近旦那さまが、パン焼き機を買って、手作り塩麹パンを焼いてくれる」という友人に触発されて、私もやっぱりやりたい!と思い立った同居人。先日お財布を新調した時に、ついでにネット上でパン焼き機を見てまわったんだって。

ほんとはずっとパン焼き機に興味があって、以前にも家電ショップへ見に行ったこともあるんだけど、いろんな機能がついたパン焼き機があって、値段も安いものから数万円のものまであって、結局決めきれず。その後、手ごねのパン教室にも行って、毎回おいしくできたのはいいんだけど、食パンやフランスパンみたいな大きなパンは作れなくてちょっとがっかり。

結局、今回同居人が買ったのは、アイリスオーヤマのパン焼き機。10000円以下だったから、たまっていたカードのポイントで買えちゃったんだって。アイリスオーヤマって、よくペット製品を出している会社だよね?って思って、ちょっと親近感がわいたっていうのもあるし、決め手は、お餅も作れるから!だってさ。

ちなみに、友人の旦那さまが愛用しているパン焼き機は、エムケー精工の「ふっくらパン屋さん」っていう商品で、これも同じような価格帯だけど、残念ながらパン専用でお餅ができないみたい。エムケー精工は、お餅はお餅で、すごくこだわって専用の機械を作っているメーカーさんみたい。

だから、パンとお餅で計2台機械を買ってもいいけど、場所をとるかな?と思って、アイリスオーヤマにしたんだって。だけど、届いてみたら、結構大きくてびっくり!炊飯器の1.5倍はありそう。スタイリッシュな外観のパン焼き機がドドーンと謎の存在感をはなってキッチンに鎮座…この先、置く場所をどうしたものか、考え中らしい。

で、とりあえず何作りたいの?ってきいたら、今庭に柔らかそうなヨモギがたくさん生えてきてるから、それをいっぱいつんでヨモギ餅を作ってみたいらしい。パンじゃないんかーい!

 

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ヨモギの若葉&ムラサキサギゴケ

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フランスパンも焼けるし、お餅もできるんだってさ。楽しみだね!

残雪と初釜

「今日のお昼はキノコパスタにしようね」と昨日から言っていたんだけど、寝起きの隣人の思い付きでお蕎麦やさんに行くことになったんだって。そのお蕎麦やさんは山の中にあるから、毎年12月中旬から山道が閉鎖されるのにともない、お店も休業。そして、雪が溶けた3月中旬に再開するんだって。

3ヶ月ぶりのお蕎麦の味は、やっぱり素晴らしい!隣人は、10割おろし蕎麦&ざるそばを連続で平らげ、同居人は釜揚げ蕎麦と蕎麦ぜんざいを食べ、それぞれ大満足だったらしい。釜揚げは、お湯につかった状態のお蕎麦を、温かいお出汁につけて食べるんだけど、スダチの爽やかな香りが効いていて良いんだよね~。それに、ぜんざいは、もちもちフワフワの蕎麦団子が美味しいんだよね~(^q^)♪ 今年もいっぱいお店に通おうと改めて思ったらしい。

それにしても、お店の周囲にはまだ雪が積もっていて、冬期封鎖される雪山の厳しさを垣間見た気がしたんだって。今の気温は山の麓とそんなに変わらないから、雪は毎日どんどん溶けていっているとは思うけど、それでもまだこんなにあるということは、何mくらい積もったのかなあ…

ということで、3ヶ月ぶりのお蕎麦の味の感動を俳句にしようと、ない知恵を絞り始めた同居人。そして出来た俳句がこれ。俳句っていうより、だじゃれ?

初釜や 雪を横目に いざそばへ
(冬の俳句と見せかけて春…笑)

 

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お店に近づくにつれ、道の両端に残雪が見えてきた。

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お~!

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お店の傍にももちろん雪が…

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隣人のお気に入りの、おろし蕎麦。

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同居人お気に入りの、釜揚げ蕎麦。

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〆はぜんざい。蕎麦のお餅がフワフワもちもち~♪

ウグイス鳴き比べ

昨日と今日、連続して、庭のウグイスの声で起こされた同居人。昨日は朝9時すぎからはじまって11時くらいまで、今朝は7時すぎから9時前まで断続的にずっと鳴いていて、よく聞くと、明らかに複数のウグイスが庭にきているみたいなんだって。

ところで、ウグイスの雄は一般的に「ホー、ホケキョ」と鳴くけど、実はあれ、「ホー」のところで息を吸って、「ホケキョ」で息を吐いているんだって!同居人は今まで、「ホー、ホケキョ」を全部息を吐いて言ってると思っていたらしく結構びっくりしていたよ。「え…どういうこと??」って自分でも実際に「ホー(息を吸う)、ホケキョ(息を吐く)」をやってみて、ようやく納得。たぶん、全部息を吐いて言っていたら、小さな鳥があんなに大きな声を出せないだろうな…って思ったんだって。

さて、庭に遊びに来ているウグイス、1羽は結構低めの声&早口で「ホーホケキョ」と鳴いて、もう1羽はそれより5度以上高い大声で「ほーー ほけきよ!」とゆっくり鳴くんだって。それぞれすごく特徴的な鳴き方だから、すぐわかるらしい。たぶん昨日来たウグイスたちと今朝来たウグイスたちは同じ。

ちなみに、ウグイスの雄はより美しい声で鳴く雄がもてるらしく、特に後半の「ホケキョ」の部分が勝負なんだって。我が家の庭の場合は、どっちのウグイスがもてるのか? 庭を移動しながら、競うように交互に鳴いているウグイスたちの声を聞き比べながら、同居人がもしウグイスの雌なら…と、お布団の中で暇な妄想していたよ。

そういえば去年の今ごろは、まだ薄暗い明け方にオパ(雄のキジ)が庭に遊びにきては大声で鳴いて、叩き起こされていたけど、今年はまだ一度も来ないな…この冬は雪が多かったけど、大丈夫だったかな。オパ、元気かな?オパの大声よりウグイスの声の方が、アラームの時間的にも音的にも同居人としてはありがたいんだけど、オパの元気な姿もまた見たいと思うらしい。

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ウグイスの鳴く庭。声は聞こえるけど、姿は見えず…
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奇跡の1枚。ウインク(v^ー°)
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時々私のお腹に顔を埋める同居人。ほっぺを舐めてあげたら、「痛っ!」だってさー。
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同居人が好きな花、フリージア。これは買ったものなんだって。香りが好きらしい。どれどれ…

尋ね人

同居人がお昼ごはんを食べようと思ったら、ドンドンドン!って玄関を叩く音がしたから、びっくり。何事かと思って玄関に出たら、表に小柄なお爺さんがうつ向いて立っていたよ。

「こんにちは。なにかご用ですか?」と聞いたら、その人が開口一番に言ったのは、「あなた、◯◯さんのお孫さん?遠縁の人かね?」だって。◯◯さんというのは、この家を建てた人、つまり1代目のオーナーさん。ちなみに、同居人は4代目オーナーさん。

「◯◯さんに会いたいんや。わしは同じ小学校で、あの人は憧れの人だったから」というので、残念ながら◯◯さんは今はこの家には住んでなくて連絡先も知らないこと、同居人は◯◯さんとは縁もゆかりもないこと、◯◯さんはかつて関西の方で商売をして成功したときいているので、もしかしたら関西に子孫がいるかもしれないことを伝えたらしい。

だけど、そのお爺さんは「ほんでも、◯◯さんは、たまには今もこっちに帰ってきなさるんやろ?『会いたがってた』って伝えてほしいんや」と言って、名前と電話と住所を口頭で言うから、とりあえずメモった同居人。そして一応、「ご近所の人いわく、◯◯さんは10年以上こちらには帰ってきてないそうですけど、ご近所で連絡先知ってそうな人がいたら聞いてみますね」と伝えたらしい。

「小学生の時は仲良しだったんですか?」ときいてみたら、「いや~、そうでもなかったんやけど、◯◯さんは、とにかく憧れの人だった…」と言うお爺さん。人は年を重ねると、憧れの同級生にある日突然会いたくなるものなのだろうか?◯◯さんはなぜ憧れの人だったのか?これまで会いに来なかったのはなぜか?そのお爺さんに聞きたいことはたくさんあったけど、とりあえず何かわかれば連絡すると伝えたらしい。

同居人が考えた方法は以下の4つ。①『探偵ナイトスクープ』に応募して探してもらう。②尋ね人サイトにだして情報をもらう。③近所の人に聞く。④蔵の中にあった◯◯さん直筆の手紙(たぶん)にある昔の住所に手紙を出してみる…

そんなことを考えたら、普段刺激の少ない生活をしている同居人としては、ちょっとワクワクしたらしい。それで隣人に相談したけど、「怪しいからやめといた方がいい」だって。つまんないの!

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小さな蕗の葉っぱがたくさん出てきた!
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スギナもにょきにょき…
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今日は二週間ぶりに隣人にいっぱい遊んでもらったよ!

春爛漫♪

今、一年で一番庭が賑やかな時期なんじゃないかと同居人は思うらしい。なぜかというと、庭のあちこちに点在するサザンカや椿が花盛りだから。 それに加えて、馬酔木(アセビ、またはアシビ)が庭の一番手前で華やかに咲いているから。

馬酔木は、最初は名前もわからなかったけれど、同居人が二年前に移住してきた時にも確かに花盛りで、このスズランみたいな花はなんだろう?ってずっと気になっていたらしい。葉や茎に毒があるから馬酔木。古くから日本で愛されてきて万葉集にも詠まれているらしいよ。

で、どんな歌が詠まれているのか気になって調べてみたら、なんだかいっぱい出てきたんだけど、この決して派手な花とはいえない馬酔木からすごくドラマチックな歌がたくさん詠まれていることがわかって、想定外にドキドキしたんだって!例えばこんな歌…

我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の 馬酔木の花の 今盛りなり

(あなたのことを密かに想っている私の恋心は、奥山に咲く馬酔木の花のように、まさに今真っ盛りなんです)

春山の 馬酔木の花の 悪しからぬ 君にはしゑや 寄そるともよし

(春の山に咲く馬酔木の花のように素敵なあなたとなら、そういう噂になっても私は構わないよ)

この二つの歌はいずれも、作者不詳。たしか、最初の歌は昔教科書に載っていたかも?というのも、同居人は以前この歌をきいたことがあるんだって。でもそのときは、馬酔木がどんな花かなんて全然知らなかったし、教えてもらった記憶もないらしい。作者不詳でも、両方とも馬酔木が絶妙に効いた、素敵な歌だよねd(^-^)

このように、馬酔木は万葉集にたくさん登場して、この花がいっぱい咲いた様子から「あしびなす」という枕詞もできたくらい愛されていたみたいなんだけど、時代が平安になるとより華やかな花が好まれるようになって、馬酔木への関心は下火になったらしい。歌は世につれ、世は歌につれ…だね!同居人によると、馬酔木には控えめな香りもあるんだって。万葉集の歌人好みの、清楚な香りらしいよ☆私も嗅いでみたいな~。

 

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馬酔木

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下から見るとこんな感じ。

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上から咲くのかな?下の方はまだツボミ。だから、花期も長いよ。

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咲きすぎなのでは?と心配になる…

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こっちも。隣人が剪定しまくったから、身の危険を感じた?

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美しい☆

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梅はもう最後の方。

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去年植えた猫柳(^q^) 黄色いのは何だろう?

誇り高き隣人の憂鬱

2月24日にネットで注文した熟成伊予柑(2L3Lサイズ、9キロ、7000いくら)が、待てど暮らせど届かなくて、そろそろ伊予柑シーズンも終わっちゃいそうなので、お店に電話した同居人。

今回のは今期3箱目の伊予柑で、前回と前々回は「密る」という高級伊予柑を注文。今回も同じのを頼みたかったけど、もうなくなっていたから別の美味しそうな伊予柑を探して、注文したものだったんだって。熟成伊予柑というのは、木の上とか特別な倉庫で熟成させて糖度をあげたものらしい。

伊予柑自体は愛媛県産だったけど、そのお店の電話番号は東京。伊予柑が届かないことを伝えて、状況を確認してもらったら、10分後に電話があったんだって。それによると、「弊社に入ってくる伊予柑の状態が悪いので、別の柑橘類に変更していただきたく…」とのこと。「あの~、別に、今は状態悪くても次に良い伊予柑が入荷してきたときまで待ちますけど、ただ、状況を確認したいだけで…」と同居人がいうと、「伊予柑はこのところずっと状態が悪いので、難しいです。キロ数と値段は伊予柑と同じにしますので…」と、高級柑橘類(津之輝、せとか、寿太郎みかん)の3つを提示されたらしい。

同居人としてはちょっとモヤモヤしつつも、「津之輝(つのかがやき)は、本来弊社では5キロ1万円ほどで売っているものですが、9キロにしてお値段は7000円のままにしますから」といわれたので、「じゃあ…今回の伊予柑は私というより主人がほぼ1人で食べるつもりで注文したので、どうするか主人とまた相談してみます」と返答したらしい。

そして、隣人に早速相談したら「伊予柑がないなら、いらない」って即答。「でも、珍しい柑橘類ですごく高級らしいよ?伊予柑よりも美味しいかもよ?」ってダメ元でいってみたけど、「そんなの食べるくらいなら、スーパーで買ったパッサパサの伊予柑食べるから。断って。もう二度とその店からは買わないでほしい」と哀しそうに言ったらしい。

確かに隣人は、今シーズン最後の伊予柑をずっと楽しみにしていたから、その楽しみが突然消滅して可哀想だな…と思ったり、もしかしたら伊予柑を越える新しい柑橘の発掘(← 一応、隣人と同居人は、これまでタンカンとメロゴールドを発掘)に繋がるかもしれないお得チャンスをふいにするなんてもったいないな~と思ったり…

結局、同居人が注文キャンセルの電話をいれたら、「以後このようなことがないように社内で周知しますので、今後ともよろしくお願いいたします」って言われたらしい。同居人は今回の件で、隣人の伊予柑を愛する者としての誇りの高さを、改めて感じたんだって。

 

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ほっそりして見えるのは、気のせい?

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フキノトウ味噌クラッカー×文旦マーマレードクラッカー。白いのはクリームチーズ。美味(^q^)

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私の宝物のリボン。

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お昼のひととき。さっき庭で今春初めてのウグイスが鳴いていたよ♪