100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

サビ猫の話・その3

サビ猫の別名は、鼈甲猫というらしい。毛の色が鼈甲に似ているからだって。確かにそうかも!こんなに綺麗なのに、日本では不人気で、実際に「気持ち悪い」とか「醜い」と人間に悪口を言われることもあるらしく、ネット上で初めてそんな実情を知って以来、何…

サビ猫の話・その2

ついに今日、気になるサビ猫について保健所に問い合わせた同居人。今月中に一度見に行って、来月の譲渡会の時にお迎えするかもしれないらしいよ。今はちょっと人見知り状態みたいだけど、サビ猫というのは総じて気が優しくて遠慮気味な性格らしく、「警戒心…

サビ猫の話・その1

最近、同居人が毎日私に見せてくる写真がある。黒い毛と黄土色の毛が不規則に混ざった、いわゆるサビ猫の写真なんだけど、「この子をどう思う?」だってさ。う〜ん、そう聞かれてもなぁ…。 なんでも、その子は今保健所にいるらしく、奥ゆかしい性格のサビ猫…

修行

最近同居人は、朝から寝る間際まで、麦茶やお水をよく飲んでいる。しかも、明らかに義務的に。なんでも、先月、腎臓にあった小さな石が動いて死ぬ思いをしたらしく、もう二度とあんな痛い思いはしたくないから、その一心で仕方なく飲んでるんだって。それに…

刑事の隣人とお人好しの同居人

隣人は前世が刑事で、時々刑事モードになる。冷凍庫に、この前同居人が試しに買った冷凍餃子の半分を入れておいたら、早速それを発見して「怪しい。なんでわざわざ無人販売所で買ったの?毒が入ってたらどうするの?!」だってさ。最近、近所にはやりの餃子…

新種のズッキーニ

先日、お隣で畑をやってる人から、黒瓜と、淡い黄緑色のズッキーニをいただいた同居人。二つは全く違う野菜だけど、見た目は色が違うだけで、大きさも形も瓜二つ。しかも、ズッキーニの方は「新種」なんだって。たしかに、ズッキーニといえば、濃い緑か黄色…

ちょっとした疑問

この辺では、シラサギという脚の長い真っ白な水鳥が、よく田んぼや川岸にいるのをみるけど、あの鳥はなぜあんなに白いのだろうか?白って、壁でも車でもスカートでも、汚れがすごく目立つと思うのだけど、薄汚れたシラサギにこれまで出会ったことがない気が…

番猫

今朝4時半すぎ、微かな物音で目を覚ました私。同居人は無防備に爆睡中。微かな物音を頼りに室内を巡回したところ、押し入れと本棚の間の壁に、凶悪な感じをかもし出した動く紐を発見!本棚に飛び乗れたら一撃で仕留められるのに、同居人が先日、熊やら猫のぬ…

原野と雑草

北海道には町名なのかエリア名なのかわからないけれど、◯◯原野という文字が道路標識に時々出てきたらしい。原野というのはつまり、手付かずの度合いが高めの野原ってこと?釧路湿原のもう少し湿り気をなくした感じの… ただ、その原野までわざわざ行かなくて…

人生初めてのこと色々

北海道といえばイクラだけど、同居人が泊まったそのホテルは、朝食はバイキング形式で内容がすばらしくて、ごはんにイクラを載せ放題だったらしい。もちろん、生ホタテとかサーモンとか他のお刺身もね。 で、一泊目は稚内、二泊目は旭川で、どちらも同じ系列…

風の町、稚内にて

日本最北の市、北海道稚内市。普段いつも引きこもっている同居人だけど、今回はなぜかお仕事で稚内まで飛ぶことになり、飛んだついでに最北端の宗谷岬を観光してきたらしい。 最北の市ですら羽田から飛行機でたったの1時間半で着くのに、遠いとかコロナとか…

意外と知らなかったこと

同居人と隣人は結構長いこと結婚してるけど、お互い知らないことが多いらしい、ということに最近ようやく気づいたんだって。これは別居結婚だから? 例えば、隣人が花火大会が大好きで、早くから場所取りするぐらい好きだってこと…同居人は全く知らなかった…

今年の桃やさん

以前、どこかで桃やさんになる妄想を書いただろうか?書いたかもしれないし、書いてないかもしれないのだが、とにかく同居人の桃や願望は相変わらず健在らしい。桃やというのは、その人その人に1:1で桃をむいてあげる桃専門の職人さんのこと。 今年はわりと…

レタスのゆくえ

最近気になってるのが、少し前からドンと冷蔵庫に鎮座してる大きなレタス。ある時無性にレタスチャーハンを食べたくて、スーパーで買ったはいいけど、自分ではなかなか作る機会がなく、そうこうするうちに傷みだしたからそろそろ使わないといけないらしい。 …

ゆらゆらな夏、再来〜♪

東京オリンピックを東京で見る予定がすっかり狂って、仕方がないから、リビングにドドーンと置いたハンモックに揺られながらTV観戦していたのは、ちょうど1年前。あれから、ハンモックはロフトに運びあげちゃって、秋冬春はほとんど使ってなかったのだけど、…

優しいレンゲ

この夏、お気に入りの食堂に2度も一人で食べに行った同居人。最近は毎回おひとり様だけど、おひとり様もカップルもご家族連れも、老若男女余裕で受け入れてくれるお店だから気にしない。ただ最近は、11時開店なのに、11時過ぎには満席になってることが多くて…

栄枯盛衰

園芸店で買ってきて地植えした直後からあっという間に成長して、その年からしっかり実をつけたビックリグミの木。今年もすずなりの実をつけて、カラス夫婦や小鳥達と実を分け合った同居人は、去年の2粒を大幅に上回るなんと12粒も食べることができてご満悦だ…

子猫の散歩

同居人の猫友が、野良猫を手なづけて家猫にしている話をちょくちょく聞いていて、「自分じゃそんなことムリだし、第一野良猫なんてそうそう見ないから…」と思ってきたらしいんだけど、先日、あの素敵な殿方を皮切りに、ちょくちょく野良さんに遭遇するように…

キッチンde生け花

今日もらってきた花材の主役はグロリオーサ。細長く縮れた赤い花弁が揺らめく炎のように見える、百合みたいなお花。だけど百合のように一本スッと立ってるわけじゃなくて、枝分かれしてお花がたくさん出ているから、「自由な感じで生けてね」と先生には言わ…

やりたいけどやれないこと

最近やりたいことがふたつあるけど、どちらも私がいるから慎重になってるらしい。 一つはリビングに座椅子を買うこと。できれば、家具屋さんとかホームセンターに売ってるビーズクッションの座椅子がいいんだけど、私がそこで爪とぎをして、細かいビーズがフ…

貝の町に旅に出たい!

岩手産シュウリ貝(ムール貝)のあまりの美味しさに感動した同居人。ムール貝といえば、同居人がやってたワイン蒸しをはじめ、パスタやパエリアなど洋風のお料理に使うイメージが強いけど、なにしろ出汁が美味しいから、お吸い物やお味噌汁にもラーメンにも…

シュウリ貝の素敵な夜

先日、ウニと一緒にお取り寄せしたのが、岩手産シュウリ貝。シュウリ貝ってムール貝のことなんだって。いつも業務スーパーに売ってる外国の冷凍ものしか買ったことなかったから、国産の生は初めて。どんな感じで来るのかな…と思っていたら、大小いろんなサイ…

フライング・ウニ

8月の終わりに、北海道出張が入った同居人。夏の北海道って初めてなんだよね〜。しかも利尻。利尻といえば利尻昆布。利尻昆布といえば、それをたらふく食べたウニたちが、ものすごく美味しそうに待ってくれてる予感…それを考えただけでテンション上がる同居…

ミニトマトが実りました♡

同じ時期に植えたスイカは速攻枯れたけど、ミニトマトは順調に育って、先日ついに赤く色づいたらしいよ。で、ここのところ、草むしりやら着付けやらでストレスMAXの同居人は、時々庭に出ては、実ったトマトを一粒もいで、もぎたてのあの独特な青い匂いを堪能…

人はなぜ着るのか

同居人は最近また着付けを再開したのだけれど、着付師になるための最終段階のコースに行くかどうしようか迷ってるうちに、先生に背中を押される形で最終段階にすすんだものの、やっぱり適当な性格の同居人にはいろいろな着付けの決まりを覚えるのが難しくて…

みんなの草むしりスポット

もし、誰でも自由に草むしりをしていい草むしりスポットが地域にあったら、人は草をむしるのだろうか?→その人にとって、何らかのメリットがあればむしるし、メリットがなければむしらないだろう。メリットというのは、心がスッキリするとか、汗をかいて痩せ…

ヤブヘビイチゴの野望

去年、玄関脇に勝手に生えてきて雪の重みにも耐えたヤブヘビイチゴの勢いが止まらない。どんどんランナーを伸ばしまくって、あたり一面をヤブヘビイチゴエリアにしたいようなんだって。雑草といえば雑草だけど、緑と黄色の小花やその後の赤い実が可愛いから…

神様トンボと出会う

最近は、ザクロの傷んだ果実や葉っぱが毎日落下するから玄関先の掃除が欠かせない同居人。ザクロって、花から始まって落ち葉まで、一年の半分はずっと木の下を掃除してる気がするような…庭の奥にあるザクロの方は、陽当たりが悪いからか樹齢が若いからか、そ…

音楽鑑賞・その1『カメレオン』

最近、同居人が気に入っている曲はキングヌーの『カメレオン』。これはちょっと前のドラマ『ミステリと言うなかれ』の主題歌だったらしいんだけど、基本的にドラマを観ない同居人としては全く知らなかったらしい。ちなみに、ドラマ化される前の漫画は職場に…

もしも私がいなくなったら

昨夜、夜中に瓜を刻んでいる時にふと、「なんか、静かだな…」と思った同居人。いつもなら、ご飯をくれと足にまとわりついてくる私がいないことに、ここでようやく気がついたんだって。さっき押し入れに閉じ込めたのか、それともまた奥の座敷に一人で行ってい…